フランスの柔道家・テディ・リネール選手。
パリオリンピック2024の柔道混合団体決勝の試合で、フランスに金メダル決定付けた選手です。
フランスでは絶対応者として英雄のテディ・リネール選手ですが、日本では「卑怯」と言われる声も一部あるようで…。
なんで卑怯って言われているんだろう?
今回は、テディ・リネール選手が卑怯と言われる理由についてご紹介します。
テディ・リネール選手が卑怯の声!
フランスの柔道界を代表するテディ・リネール選手が卑怯という声が相次いでいます。
リネールは挑発とかそのほかも嫌いだけど、
— 🥺 (@warehakasu) August 3, 2024
普通に戦える強い選手なのに、指導ばっか狙いに行く卑怯な戦法ばっか使うから余計嫌い。#柔道団体決勝#JUDO
フランス人はこんな卑怯なやり方で勝って嬉しいんだろうか。嬉しいか、あのリネールが英雄と言われてる国だもんな。
— ポワロ (@haiironousaibou) August 3, 2024
#柔道団体決勝
一体、なぜテディ・リネール選手が卑怯と言われているのでしょうか?
テディ・リネール選手が卑怯と言われる5つの理由は?
フランスの柔道家テディ・リネール選手が卑怯と言われている理由は、こちらが考えられます。
- 対戦相手の喉仏を強く押したから?
- 舌を出して挑発したから?
- 足をしつこく掴んだから?
- 逃げまくっているから?
- 道着がゆるいから?
1つずつご紹介していきますね。
理由①対戦相手の喉仏を強く押したから?
2024年8月2日に行われたパリオリンピック柔道・男子100キロ超級準々決勝の試合。
テディ・リネール選手と対戦相手のツシシビリ選手(ジョージア)の間に、乱闘騒ぎがありました。
結果的に、ツシシビリ選手が敗者復活戦に出られなくなり、翌日の混合団体戦にも出場できなくなるという処分が下ります。
開催国フランスの怪物テディ・リネール(35)と乱闘寸前の騒ぎを起こしたツシシビリ(ジョージア)が、翌3日に行われる最終日の混合団体戦にも出場できなくなった。国際柔道連盟(IJF)が発表した。
引用:日刊スポーツ
この乱闘騒ぎで、テディ・リネール選手がツシシビリ選手の喉を押し続けていたと見られています。
一本取ったあとにリネールがツシシビリ選手の喉を強く押すような行動に出る。
— タツミ🍥 (@tatsumi0867) August 3, 2024
その後ツシシビリ選手が反撃して結局はツシシビリ選手の反則負けに。
先に仕掛けたのはリネール選手。
柔道精神に反する行為、リネール選手を反則負けにするべき#Judo#リネール pic.twitter.com/7ORPBJQI3X
一本勝ちしたテディ・リネール選手が先にツシシビリ選手の喉を押した。
そして、ツシシビリ選手がテディ・リネール選手から逃げるために蹴り上げて反撃したため、反則負けになってしまったのではないかと言われています。
先に仕掛けていたのがリネール選手だったということ?
これが本当なら、喉を押されると苦しいですし、窒息のおそれもある危険な行為ですよね。
理由②舌を出して挑発したから?
先に述べた乱闘騒ぎのときに、テディ・リネール選手が舌を出して相手選手を挑発したと見られています。
その瞬間の画像はこちら。
柔道男子100キロ超級準々決勝で仏の絶対王者リネール選手が畳にあおむけに倒れ、下になっていたトゥシシビリ選手に向け舌を出して勝利を喜んだ。トゥ選手は蹴り上げるように足を伸ばし、もみ合いに。試合はトゥ選手の反則負けになり、敗者復活戦への出場を取り消された。礼を何より重んじる“武道”も変… pic.twitter.com/2uOjjlz3aV
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) August 3, 2024
礼儀を重んじる柔道なのに、舌を出して対戦相手を煽ったり、ガッツポーズをしたりする姿に批判の声があがっているようです。
勝利を確信して、思わずこの表情が出てしまったのかな…
理由③足をしつこく掴んだから?
前述した乱闘騒ぎの際に、テディ・リネール選手が立ち去ろうとする対戦相手の足を掴み続けていたと見られています。
①審判を見て勝ちを確認
— Dileep Jakhar (@DileepJakhar93) August 3, 2024
②相手を足で挟んで立ち上がる
③舌を出して挑発しながら倒れる
④しつこく相手の足を掴む
そしてジョージアの選手は少し詰め寄った
ジョージアの選手を批判してる奴らはリネールがどれだけ卑怯な奴か知らねえのかよ
コイツこそ追放しろ#リネール#柔道#オリンピック pic.twitter.com/wMbFv9dHJH
上の画像で、青がテディ・リネール選手ですが、対戦相手にしがみついているように見えますよね。
テディ・リネール選手のこの行動が対戦相手の怒りをあおり、テディ・リネール選手に蹴りをいれる原因になったと考えられています。
理由④逃げまくっているから?
テディ・リネール選手は、対戦相手と組み合うことを避けて、逃げてばかりして卑怯だと言われています。
昨日の柔道に関して色々見てたら、リネールはまたニゲールしてたんだな。組むのでなく相手の指導狙いで勝つとか。
— せんけん (@megabi0) August 3, 2024
ニゲールとも揶揄されているほど…。
パリオリンピックだけでなく、リオオリンピックでもテディ・リネール選手の逃げの柔道は疑問に思われていました。
前半を凌ぎ、後半勝負にかけたという原沢。組み手から勝機を見出したかったが、早々に指導を受けたことで、リネールは逃げに徹した。
引用:BuzzFeed
テディ・リネール選手は勝利にこだわるため、このような逃げのプレイスタイルに徹していると言われているそう。
身長204センチ、体重130キロという恵まれた体格と高い身体能力を持つが、リネール最大の武器は高い危機管理能力だ。
大外刈りや内股という得意技もあるが、相手にチャンスのない、100%自分が攻め込める状態にならなければ、徹底的に技をかけない。相手につかまれても圧倒的な力で振りほどき、攻撃の芽を摘む。
引用:BuzzFeed
このように、徹底して逃げることで、勝利をつかみとってきたんですね!
理由⑤道着がゆるいから?
テディ・リネール選手の道着がゆるいと指摘する声もあります。
リネール、強いことは間違いないんだけど昔から相手の技を出させないためにわざと道着ユルユルで帯も締め直さないし奥襟掴んで下に押し潰すことしかしないしクッソ卑怯な戦い方で、見ててイライラするんよね。ビシッと道着締めて正々堂々と技の掛け合いしろ
— シェラザード (@ScheherazadeAUC) August 3, 2024
テディ・リネール選手の道着の着方が雑だと見られる点はこちらです。
- 道着がはだけている
- 帯がゆるい
下の画像で見てみると、胸元が空いているのがわかりますね。
リネールの帯ゆるくね?
— tk (@100siki) August 3, 2024
すぐ道着の裾がはだけるよね。#Olympics #オリンピック pic.twitter.com/9eqVdy6j9U
テディ・リネール選手の対戦相手が掴んで投げにくくしているのが卑怯だと言われています。
道着がゆるいのもリネール選手の戦法なのかな
テディ・リネール選手の経歴がすごい!
卑怯と言われるテディ・リネール選手ですが、テディ・リネール選手のすごい経歴を簡単にですがご紹介します!
2024年パリオリンピックでは、男子100kg超級の金メダルを獲得しました。
また、世界選手権では10大会連続優勝、100kg超級8連覇という驚異的な記録を持っています!
テディ・リネール選手は、現役引退後のことを考えて、
- 17歳の時にスポーツビジネスに関する会社を起業
- スポーツマーケティングを専門とする学校も開校
するなど、実業家としての側面もあるそうです。
そんなフランスのヒーロー選手のテディ・リネール選手ですが、愛称はかわいい「テディ・ベア」なんだとか。
見た目とのギャップがありますが、親しみやすいですよね。
テディ・リネール選手は徹底的に勝ちにこだわる姿勢で、数々の栄光を勝ち取っているんですね。
今後もパリオリンピックの競技を応援していきましょう!
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